
私は現在36歳。夫と5歳の娘と、賃貸マンションで暮らしています。妊娠をきっかけに専業主婦になりましたが、娘ももうすぐ小学生。将来を見据えて戸建て購入を目標に掲げ、夫と話し合った末、パートで働き始めました。共働きになる以上、家事は分担しようと決めたのですが、現実は私ばかりが負担する状態。それでも「今は踏ん張りどき」と自分に言い聞かせていた、そんな矢先のことでした。
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突然知らされた、夫の東京転勤
ある日、パート帰りに偶然会った夫の同僚から、「ご主人、東京に転勤になるんですよね?」と声をかけられ、私は言葉を失いました。
帰宅後すぐに夫を問い詰めると、「ああ、それ? 言い忘れてた」と、驚くほど軽い反応。家族の生活に直結する話なのに、あまりにも無責任な態度でした。
さらに話を聞くと、東京の取引先に一定期間勤務するとのこと。しかも、転勤を希望したのは夫自身だったと知り、怒りは確信へと変わりました。
「家事を分担するのが嫌になったから、逃げたんじゃないの?」。そう感じても、否定する言葉すら返ってきませんでした。娘の環境や私の仕事を考えると同行は現実的ではなく、こうして夫は単身で東京へ行くことになりました。
友人のひと言から始まった“東京行き”
納得できない気持ちを東京の友人に打ち明けると、「それなら一度、様子を見に来たら?」と提案されました。
ちょうどパートの休みと土日が重なり、娘と1泊2日で東京へ。カフェで合流した友人が、知人のA子さんを紹介してくれました。
都会的で感じの良い女性で、会話も弾み、娘もすぐに懐いていました。まさかこの出会いが、後にあんな形でつながるとは、そのときは思いもしませんでした。
その日の夕方、夫の住むマンションを訪ねると、インターホン越しに「なんで来たんだよ!」と明らかに動揺した声。部屋に入ると、想像以上に整った室内で、1人暮らしを満喫している様子が伝わってきました。
「やればできるんだね」と声をかけると、夫は気まずそうに笑うだけ。この時点で、私の中の違和感は確信に近づいていました。








