
私は、ワンオペ育児と家事に加え、パートの仕事も抱え、毎日時間に追われる生活を送っていました。一方で夫は、ほぼ毎日定時に仕事を終え、帰宅後は趣味のゲームに没頭する日々。少しでいいから自分の時間が欲しい――そう思い、勇気を出して夫に相談したところ、予想もしなかった言葉が返ってきたのです。
★関連記事:「介護要員は用済み」義母が亡くなった途端に離婚届。夫が想定していなかった結末とは
「公平」という言葉の裏にあったもの
ある日、私は夫に向かって「あなたも親だよね?」と訴えました。子どもが発熱した日も、私が仕事と家事、送り迎えに追われているときも、夫はゲームから目を離そうとしなかったからです。
しかし夫は、「俺はフルタイムの正社員。責任が重い。お前が家事と育児をやって、ようやく公平になる」と言い切りました。
「私だって働いているし、あなたは身内の会社で働いていてラクだって言っていたよね?」と返しても、「パートとは負担が違う」「だから正社員になれないんだ」と、見下すような言葉が続くだけでした。
納得できない気持ちはありましたが、家庭を壊したくなくて、私は我慢を選びました。けれど夫は、父親でありながら育児への関わりを拒み続け、「仕事以外は自分の役目ではない」という姿勢を崩しませんでした。
このときすでに、私たちの間には埋めがたい溝が生まれていたのだと思います。
週末のお願いが突きつけた現実
それから1カ月後。私は夫に「週末、親友の結婚式があるから、子どもとお留守番をお願いできない?」と頼みました。すると、夫は「実家に預けるって話だっただろ。子守なんて無理だ」と、露骨に顔をしかめました。
両親がインフルエンザにかかってしまったことを伝えても、「タイミングが悪い」と不満を口にするばかり。そして最後には、「週末は俺のゲームの日。子どもがいたら邪魔になる。お前が参列を諦めろ」と言い放ったのです。
「自分の時間がないのは当たり前だろ」
「母親としての自覚を持て」
一方的に投げつけられる言葉に、私が返せたのは、たったひと言でした。
「あなたは、いつも自由でいいね」
夫は、最初こそ少し驚いた顔をしていましたが、それが私の限界を示す言葉だとは、気付いていなかったようでした。








