
私と夫は、長年すれ違いの生活を送っていました。会話は減り、気持ちを通わせる努力をしても、夫は向き合おうとしません。そんなある日、私は何げなく声をかけました。
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一方的だった夫の離婚宣言
「ねえ、今日も遅いの? 朝帰り?」
すると夫は、投げやりな口調で言いました。
「もう限界だ。俺たち、離婚しよう」
あまりに突然で、言葉を失いました。「あなたが一方的に距離を置いてきただけでしょう。私は関係を修復しようとしてきた」と伝えても、夫は鼻で笑い、「ムダだよ。正直、もう無理。早く出ていってくれ」と冷たく言い放ったのです。
私たちには3人の子どもがいます。「そんな簡単に決められない」と訴えても、夫は「子どもは全部お前が見ればいいだろ。今までもそうだった」と無責任な態度でした。わかってはいましたが、父親としての自覚がまったくないことを、改めて突きつけられた気がして、胸が痛みました。
「せめて養育費の話はちゃんとして」と言うと、「月1000円で精一杯かな」と冗談めかして笑う夫。その軽さに、怒りよりもむなしさが込み上げました。
これ以上話しても無意味だと悟り、私は「まずは別居しましょう」と告げるしかありませんでした。
別居後に起きた、予想外の出来事
こうして別居を始めた数日後、夫からイラ立った声で連絡がありました。
「なんで長女だけ、こっちにいるんだ?」
どうやら、子どもたち全員が私と暮らすと思い込んでいたようです。私は静かに答えました。
「あの子が自分で選んだの。あなたと一緒に暮らすって」
その言葉に、夫はしばらく沈黙していました。「母親は口うるさいから嫌なんだって」と事実を伝えると、夫は苦笑いを浮かべ、「そうか」と短く返すだけでした。








