
冷え性の私は少しでも体が温かくなるようにと、1年中、吸湿発熱繊維素材のインナーを好んで着ていました。生地が薄いため着膨れせず、1枚着ているだけで本当に温かく、それまでこのインナーを着てこなかったことを後悔したくらいでした。しかし、なんだか腕の内側がかゆいような気がする、汗をかいて蒸れたのかな?と嫌な予感が……。そんなインナーに関する私の体験談を紹介します。
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温かいけれどかゆい!嫌な予感が現実に
私は20代のころはとにかく見た目重視だったため、インナーを着ることで着膨れして見えるのが嫌で、寒くても長袖のインナーを着ることはありませんでした。実際、インナー1枚でそこまで着膨れすることはないのですが、164cmの身長で肩幅の広い自分の体格にコンプレックスがあり、当時は少しでも細く見えるようにということしか考えていませんでした。その結果、手の先から足の先まで、体の芯から冷えやすい体質になったように思います。
そろそろ40代になるころ、さすがにこのままでは冷えから体を壊すと思い、やっと長袖インナーを着るようになりました。友人から勧められた吸湿発熱繊維素材のインナーは、生地は薄いけれど1枚着ているだけで驚くほど温かく、もっと早く着ていればよかったとしばらくは後悔したくらい。すぐにお気に入りになりました。複数枚購入し、しばらくはそのおかげで上半身はポカポカとし、冷えも少しずつ改善されたかのように感じていました。
しかし、このインナーをひと冬着て、また次の年の寒い季節になりインナーを着るようになると、なんだか腕の内側にかゆみを感じるようになってきたのです。少し嫌な予感を感じつつも、たまたまかも、汗をかいて少し蒸れたのかも、と自分に思い込ませていましたが、日に日にそのかゆみの範囲が広くなっていき、最終的には背中までかゆくなる事態に!
素材最優先のインナー選びをしてみると…
私の肌は乾燥肌で、その影響もあるのかな? と思っていたのですが、ネットで検索してみるとまさかの情報を見つけてしまいました。この「吸湿発熱繊維素材」というのは、私たちが体の表面から蒸発させている水分を吸収し、その水蒸気が水分に変わる(凝縮する)際に熱が発生する原理を利用した素材とのこと。この仕組みを最大限に利用して温かいインナーにするために、複数の化学繊維を組み合わせて作られているそうで、この化学繊維にアレルギー反応を起こしてしまう人もいるとのことでした。
もしかしたら、これに当てはまるのかも? と思い、まずはこのインナーを着ることをやめてみました。そして新しいインナーを探すにあたり、改めて素材を確認しました。機能面だけで選んでいたものを、素材最優先で選ぶようにしてみたのです。
これまで、素材を気にして衣類を選ぶことはあまりありませんでした。家で洗濯できるかどうかという程度で、肌にやさしいかという視点は持ち合わせていませんでした。調べてみると、綿やシルク、レーヨンなどが肌にやさしく、吸湿性も良いとわかりました。







