母が悩んだ義妹の問題行動とは

60代の母は夫の実家で同居し、仕事、家事、育児をこなしていました。生活に大きなトラブルはありませんでしたが、唯一、叔母(夫の妹)との関係が気がかりでした。叔母は結婚後、同じ町内の団地で5人の子どもをもうけ、事あるごとに実家(義実家)に子守りを依頼するようになりました。
特に、叔母の長男がサッカーを始めてからは、毎週土日に早朝から夕方まで下の子どもたちを預けるように。子どもの世話は主に祖母が担当していましたが、フルタイム勤務で母にとって唯一の休みだった土日も「騒がしい」「ゆっくりできない」と感じて、ストレスとなっていました。
さらに母は、叔母を心配していた祖母が定期的にお金を渡していることに気が付いたのです。叔母は専業主婦で、仕事に就かず、祖母にお金をもらい続ける生活を何年も続けていました。そして、叔母の長男が高校生になるころ、叔母は父と母に「お金を貸してほしい」と相談。母は内心反対だったのですが、断り切れずに貸してしまいました。
ところが叔母は1年経っても借金を返済しないどころか、再び借金を申し込んできました。ついに我慢の限界を迎えた両親は、叔母夫婦を呼び出し、ずさんな金銭管理や無計画な生活、祖母への甘えを追及しました。その結果、叔母夫婦は「貸したお金を返すこと」「今後一切お金を借りないこと」を約束しました。
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現在の母は、叔母との問題が解消し、どこかスッキリとしたような様子で毎日を過ごしています。家族や親戚でも、お金のトラブルがあると人間関係を壊してしまいます。親族は一生付き合うことになるであろう存在なので、できればトラブルなく生活したいものです。
イラスト/サトウユカ








