
社会生活を送る上では、残念ながら、理不尽な仕打ちから逃れることはできません。だけどそんなとき自分の痛みを理解し、味方になってくれる存在が現れたら? 理解者を得てつらい状況が一変した、2人の「スカッと」体験談を紹介します。
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提供したばかりなのに「ぬるい!」

カフェでアルバイトをしていたときのことです。ある日、年配の男性のお客さまが来店し、提供したコーヒーをひと口飲んだ直後、「コーヒーがぬるいじゃないか」と不機嫌そうに言いがかりをつけてきました。
コーヒーは提供したばかりで、ほかのお客さまからも特に問題の声は出ておらず、自分でも温度に問題はないと感じていましたが、私は「申し訳ありません。すぐにお作り直しいたしますね」と笑顔で対応しました。
ところがその男性は、「おわびにタダにしろ!」と声を荒らげ、周囲にも聞こえるような大きな声で要求をしてきたのです。突然の強い言い方に戸惑いながらも、冷静さを保つよう意識して対応していると、近くにいた常連のAさんが、「彼女はちゃんと対応しているし、そんな言い方はないでしょう」と声をかけてくださいました。
さらに、別のテーブルにいたお客さまも、「いつもおいしいコーヒーをありがとう」と笑顔で話しかけてくれました。そのひと言で店内の空気が一変し、ざわついていた雰囲気が少しずつ和らいでいきました。
その様子を見た男性は、それ以上何も言わず、静かに席を立って帰っていきました。
◇◇◇◇◇
この出来事をきっかけに、理不尽なクレームに直面したときこそ、感情的にならず冷静に対応することの大切さを実感しました。そして、普段から丁寧な接客を心がけていたからこそ、常連のお客さまが自然と味方になってくださったのだと感じました。
それ以来、どんな場面でも落ち着いて対応できるようになり、自分でも少しずつ成長できていると感じています。
著者:佐藤咲/30代女性・会社員








