夫の声の大きさを注意したら…

当時アパート暮らしということもあり、周囲への配慮が必要だと思って声の大きい夫に注意した私。ところがそのひと言で夫の機嫌が一変。「出ていく!」と怒ってドアを勢いよく閉め、どこかへ行ってしまいました。
でも、外はまだ冷え込む季節。結局5分もたたないうちに、何事もなかったかのように寝室へ戻ってきました。怒りの感情をそのままぶつける姿には、正直なところあきれてしまいました。声を荒げるだけでなく、私を威圧するような態度まで見せた夫に対して、悲しさや虚しさを感じたのも事実です。
後日、私はあのときのことを話題に出しました。「あのとき、どうしたかったの?」と問いかけた私に、夫は言葉をにごしたまま。私は思わず、「中途半端な行動を取るくらいなら、最初からそんな態度を取らないで」と、静かに伝えました。
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長年一緒にいて、私が感情的に騒ぎ立てるタイプでないことくらい、わかっていると思っていたのですが……。その日以来、心のどこかに小さな距離ができたように感じます。それでも、「夫はこういう人」と割り切って、これからも連れ添っていこうと思っています。
著者:佐々木由美/50代女性・主婦
まとめ
家族のために良かれと思って取った行動が、思いも寄らない言葉や態度で返されると、積み上げてきた信頼が一瞬で崩れてしまうことがあります。特に、看病や育児といった「相手を想う献身」が否定されたときの心の痛みは計り知れません。
もし夫の言動に「もう元には戻れない」と感じるほどの違和感を覚えたら、それは自分自身の価値観や、本当に守るべきもの(子どもや自分自身の平穏)を再確認するタイミングなのかもしれません。無理に以前のような愛情を持とうとせず、今の自分にとって無理のない「心の距離感」を見つけることが、自分自身をすり減らさないための大切な一歩となるのではないでしょうか。
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※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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