かゆみで一晩中眠れない日々

ある日、夜中に脚がかゆくて目が覚めました。初めは虫刺されかと思っていたのですが、放っておいたらそれが腕や足の甲などあちこちに広がって、これは虫刺されではないなと。そのうち数カ所がつながって、巨大虫刺されのように腫れた状態に。そして耐えがたいかゆみに襲われました。
市販の塗り薬は効かず、冷やしてもかゆみが治まりません。特に夜中に症状が悪化し、激しいかゆみで一晩中眠れない日が続きました。
原因を突き止めるため、天気、食事、睡眠、疲労度などを詳細に記録することに。その結果、涼しい日は症状が軽いけど、気温が30度を超える日は耐えがたいかゆみ(レベル8〜10)が出ることに気付き、気温が引き金になっていると確信しました。
その後、皮膚科を受診したところ、処方された薬を服用したところ、かゆみなどの症状が落ち着きました。皮膚科医からは、加齢も関係している可能性があると言われました。加齢によって女性ホルモン(エストロゲン)が減少することにより肌の水分が少なくなって、乾燥を招くのだそうです。肌が乾燥すると皮膚のバリア機能が低下して、ちょっとした刺激にも敏感になり、肌の疾患につながることもあるそうなのです。
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処方された薬が効いたらしく、皮膚科を受診した後はじんましんは落ち着きました。今回、私の場合、じんましんは季節がらみの可能性があること、加齢による肌の乾燥も関係しているかもしれないことなどがわかりました。今後はローションなどで必ず肌を保湿し、またエアコンなどをうまく使い、なるべくじんましんを予防できるよう心掛けようと思っています。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
著者:平田昭子/50代女性。自営業。東京生まれの東京育ち。校正の仕事が休みの日は、映画や読書を楽しむ。最近は着物にもはまっている。父の認知症をきっかけに、高齢者と病気について考えるようになった。
イラスト/sawawa








