水仕事で手が強烈にかゆくなって…

40歳の冬、家族の体調不良で水仕事が激増。指の間が強烈にかゆくなり、かきむしって血がにじむほど悪化しました。
かゆみは指から手の甲、手首、手のひらへと広がり、小さな水泡も出現。皮膚はざらざらになり、ひび割れて痛みも伴うようになってしましました。
皮膚科を受診すると、「手湿疹」と診断されました。ステロイド薬を処方され、数日から1週間で改善しました。その後も、それまでどおり水仕事を続けたところ、再度あの強烈なかゆみに襲われたのでした。
残っていた塗り薬をすぐに塗りましたが、今後は自分でできる予防策を考え、ルーティン化することに。まず、水仕事の際は必ずビニール・ゴム手袋を着用。洗剤も手肌にやさしいものに変更しました。手を洗った後はしっかりと水分をふき取り、すぐにハンドクリームを塗ることに。自作のハンドクリーム(ミツロウ、シアバター等)を家中のあらゆる場所やバッグに配置し、いつでも保湿できるようにしました。
そして、入浴後は化粧水で保湿した後に水分を閉じ込めるイメージでハンドクリームをたっぷりと塗り、ベッドに入る前に綿製の手袋をして就寝することを徹底しました。自己流ではありますが、この予防策ルーティンを5年ほど続けており、今のところ手のトラブルは再発していません。
◇◇◇◇◇
今回の経験で、物事の根本を見直し、ほんの少しの心がけや行動で予防できるものがあるということを実感しました。この教訓は健康面だけでなく、生きていく中であらゆることにつながるものがあるとも考えています。原因が不明だとしても、予防と発生時の対処法を自分なりに体得し、必要なときには薬の力を借りながらも、ストレスを少なく生活できればと思います。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
著者:三澤 凛/40代独身・会社員。病気を機に自分の体を大切にしてあげることを痛感。食事内容に気を付け、運動する機会を増やすよう奮闘中!
まとめ
ちょっとしたかゆみなら「いつものこと」と我慢してしまいがちですが、強烈なかゆみは眠りを妨げ、心まで消耗させてしまうものです。
今回紹介した3人のエピソードから学べるのは、「自分の判断だけで済ませず、早めに専門医の診断をあおぐこと」の大切さです。受診することで、自分では気付けなかった意外な原因(汗、加齢による乾燥、水仕事の刺激など)が明確になり、適切な処方薬と正しいセルフケアの両面からアプローチできるようになります。
皮膚トラブルは、体からの大切なサイン。限界まで頑張りすぎず、早めに医師に相談することが、ストレスのない健やかな毎日を取り戻す一番の近道ですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています








