
※レルミナとは子宮筋腫や子宮内膜症の治療に使われる飲み薬のこと。


手術室に入ると私の緊張はピークになりました。何が怖かったかというと、「麻酔が効かないこと」です。過去に、麻酔があまり効いていない状態で帝王切開手術をされ、とても痛い思いをした経験がありました。
もし同じような目にあったら……と不安だったのですが、今回は麻酔が効いてホッとしました。
術後も痛み止めのおかげで痛みは感じなかったのですが、大変だったのはその後。麻酔の副作用でひどい頭痛に……。2泊3日で退院したのですが、頭痛は帰宅後も続きました。
そして驚いたのは、レルミナ(子宮筋腫の諸症状を改善する薬)服用の影響で、MRI検査で見つかった筋腫は「残骸」と言われるほど小さくなっていたということ。もはや残骸のような状態だったそうです。
手術では、過多月経を抑える処置(子宮内膜全面焼灼術。マイクロ波を子宮内膜に照射し、組織を壊死させることで経血量を減少させる治療)のみがおこなわれました。
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過去のトラウマから来る「麻酔への恐怖」を乗り越え、無事に手術を終えたあんぽんさん。術後の副作用である頭痛という新たな試練はあったものの、薬の効果で筋腫が小さくなっていたことは、治療に向けた大きな前進となりました。
手術後はまだ安静が必要ですが、長年苦しんできた過多月経による貧血が改善されることで、これからは本来の健やかな生活が送れるようになります。不安を一つずつ解消し、自分の体と向き合った先には、心穏やかな毎日が待っています。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/沢岻美奈子先生(沢岻美奈子 女性医療クリニック院長)
医療法人社団 沢岻美奈子女性医療クリニック理事長。産婦人科医。
2013年神戸で婦人科クリニックを開業。女性検診や、更年期を中心としたヘルスケア領域が専門。心身の不調が特徴的な更年期の揺らぎ世代の女性を統合医療による全人的なサポートをおこなっている。








