
咲夜との結婚を機に、彼女の父との同居を選んだ楽。
家族のルールになじもうと努力する毎日でした。
けれど、義父への気づかいから家では「夫」として振る舞うことができず、2人は定期的にホテルへ通うことで夫婦の時間を守っていました。
自分たちなりに納得していたはずのその形を、同僚からは
「わざわざホテル?」
「俺ならそんな生活、息が詰まる」
と言われ、世間とのズレを突きつけられてしまいます。
午前の診察を終え疲れ果てて静寂を求める義父に対し、休日の楽はソファーでうたた寝していた申し訳なさから、機嫌をうかがうようにコーヒーをいれ、一生懸命に話しかけ続けます。
けれど、楽の気づかいは、ただ静かに休みたかった義父の神経を逆なでするノイズでしかありませんでした。
「君と一緒にいると、息が詰まるんだ」
無神経な同僚と、心から敬っていた義父。2人から投げつけられたまったく同じ言葉が、逃げ場のない楽の頭の中で、いつまでも反響し続けていました。
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同僚が放った「息が詰まる」という言葉と、義父からぶつけられた「息が詰まる」という言葉。リラックスできるはずの家庭の中で楽なりに気をつかいながら生活し、夫婦の時間も設けるなど努力をしていたことが、全否定されたような気持ちになってしまったのではないでしょうか。ひとりでは解消できない気持ちこそ、パートナーの咲夜と一緒に分かち合って解決策を見つけられるといいですよね。
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