少しでも改善するためには?
駒形先生によれば、痔は一度なると繰り返して、治りにくいと言います。治らないとしても、改善する方法はないのでしょうか。
「便秘の人に、よく理想の便として“バナナのような便を出そう”と指導しているのを見ますが、痔が悪化している場合は肛門周りの組織が硬いためバナナ状の便でもいきんでしまい、さらに悪化する場合があります。
痔が悪化していると感じたら、息まずに出せる“ゆるめの便”を目指すほうが良いと思います」(駒形先生)。
便通を良くする生活を心掛けて
「便秘の人がゆるめの便を出すのは、最初のころは難しいかもしれません。まずは整腸剤を使って便をゆるくするのでも良いと思います。
慣れてきたら、便通を良くする食品を取り入れてみても。例えばプルーンは便通を良くする食品として知られています。更年期の女性にとってほしい鉄分も含まれているので、味が苦手でなければ試してみても良いでしょう」(駒形先生)。
まとめ
エストロゲンが減少する更年期は、肌だけでなくおしりの組織も乾燥して硬くなりやすい時期。「たかが痔」と我慢せず、自分の体をいたわるサインと捉えてみませんか。
痔の悪化を防ぐ鍵は、理想の「バナナ便」にこだわりすぎず、まずはいきまずに出せる柔らかさを目指すこと。整腸剤やプルーンをじょうずに取り入れ、おしりにやさしい生活習慣を整えていきましょう。更年期は、これからの人生を快適に過ごすための「体質改善のチャンス」かもしれません。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
取材・文/mido
ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。








