目が覚めてもめまいで起き上がれず
ある日、起きてから目を開けた途端、天井がぐるぐると回っているような感覚に襲われて起き上がることすらできなくなりました。「一時的なものかな?」と思い目を閉じて、しばらく静かに過ごすことに。
すると、目を閉じていても目の前がぐるぐる回っているような感覚が。右耳の聞こえづらさと耳鳴りの症状も頻繁(ひんぱん)に出ていたので、「耳に関係する病気かな?」と考えていました。
右耳の耳鳴りや聞こえづらさはあったものの、まったく音が聞こえないわけではなかったので大丈夫だと思いながら数日過ごしていました。しかし、この日はめまいもひどく耳の調子もいつもより悪いように感じていました。
その日は仕事の予定でしたが、この状態では業務に支障を来してしまうと思ったので、休みをもらい耳鼻咽喉科を受診することに。めまいで足に力が入らず歩くこともままならなかったため、家族に両側から体を支えてもらいながら、やっとの思いで車に乗り込みます。 病院についてからも、車から病院の入り口までがとても遠く感じるくらい、長く歩いたような気がしました。
耳鼻咽喉科で耳がどれくらい聞こえるかなどの検査をおこなうと、右耳の聴力が低下していることがわかりました。そして、その後の診察で「突発性難聴」であることが判明したのです。
「毎日ちゃんと眠れていますか?」と医師に聞かれたため、なぜかを尋ねると「仕事や育児などのストレスや睡眠不足などで、突発性難聴になりやすいんですよ」とのことでした。医師から自宅安静との指示があり、2週間ほど通院しながら自宅にてゆっくり過ごしつつ、薬を服用することで症状は改善されていきました。
まとめ
仕事も家事も育児も「完璧にこなさなければ」と思い込み、自分の限界を後回しにしていたことが、今回の不調を招いた一因だったのかもしれません。幸い受診が早かったため軽症で済みましたが、もし「いつものことだ」と過信し続けていたらと思うと、今でも怖くなります。
今回の経験で学んだのは、不調を感じたときに自分の体力を信じ込みすぎず、早めに専門医の手を借りることの大切さです。それが結果として、自分だけでなく大切な家族の日常を守ることにもつながるのだと身をもって知りました。これからは「まだ大丈夫」と無理をせず、自分の体を一番にいたわって生活していきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/高島雅之先生(たかしま耳鼻咽喉科院長)
日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本睡眠学会専門医。金沢医科大学医学部卒業。金沢医科大学耳鼻咽喉科で講師を務めたのち、2007年に開院。「病気の状態や経過について可能な範囲でわかりやすく説明する」ことをモットーに地域医療に従事。「宇都宮スリープセンター」を併設し睡眠医療にも携わる。テレビやラジオなどメディアでも、いろいろなジャンルにおいて医療情報を発信。著書に『専門医が教える鼻と睡眠の深い関係 鼻スッキリで夜ぐっすり』(クロスメディア・パブリッシング)があり、Amazonのカテゴリー7つで1位を獲得。
【高島先生からのアドバイス】
突発性難聴は発症してから2週間を超えると、治る確率が低下するといわれています。耳が聞こえにくいと感じた場合は、すぐに病院を受診することをお勧めします。
著者:新畑 とも/30代女性。元気いっぱいの兄妹に翻弄(ほんろう)されつつも子育てを楽しむママライターです。何事も全力で! をモットーに日々過ごしている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
※AI生成画像を使用しています








