
年末の忘年会の直後、食あたりと思われる激しい水溶性の下痢が始まりました。食あたりなら、細菌やウイルスが排出さえすれば数日で回復すると、私自身も過去に経験がありました。ところが今回は、1週間が過ぎても、処方された薬を飲んでも快方に向かわず、ネット検索をすると、そこには恐ろしい病名が書き連ねられていて……。結局、丸2週間続いた症状に下された診断とは?
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忘年会直後の下痢症状は食あたり?
とある仕事が一段落して、年末にスタッフと打ち上げを兼ねた忘年会をすることになりました。私が幹事となって、スペイン料理のレストランを予約。当日は年齢の近い女性ばかり4人で仕事の話、家族の話、老後の話に花を咲かせつつ、飲み放題で豪華なコース料理をおいしくいただきました。
ところが、帰宅してすぐにおなかがゴロゴロし始め、朝方までトイレに駆け込むこと十数回。腹痛や嘔吐、発熱などはなく、症状は水っぽい水溶性の下痢だけだったので「軽い食あたりかな……」と軽く見ていました。
一晩でおなかの中のものはほぼ出切ったと思われたので、翌日はこまめに水分補給しながら消化に良い雑炊を食べ、安静に過ごしました。しかし、食べると再び下痢。夜、お風呂に入っておなかを温めると下痢が治まり、翌朝には「治ったかな」と安心したのですが、軽く食事をすると午後からまた下痢が再発。
念のため、同席者にも連絡を取ってみましたが、同じ症状の人はいませんでした。その後も状況はほぼ変わらないまま、あっという間に1週間が過ぎようとしていました。
ほかの病気を疑うと怖い病気がズラリ
さすがに回復する兆しがないので、私は消化器内科を受診しました。医師はエコーで内臓が腫れていないことを確認すると、1週間分の下痢止めと整腸剤や漢方薬を処方してくれました。また、「念のため検査をしておこうか」と言われて、別室で看護師に綿棒のようなものをおしりに挿され、1週間後にもう一度受診して結果を聞くことになりました。
それから1週間、処方された薬を飲み続けましたが、おなかの調子はほとんど変化がありません。過去の食あたりでは、下痢とともに激しい腹痛や嘔吐もあったので「もしかしたら今回は別の病気なのでは?」と急に心配になってきました。
スマホで「腹痛や嘔吐を伴わない長引く下痢」について検索してみると「潰瘍性大腸炎」「クローン病」といった国の指定難病や、「大腸がん」といった恐ろしい病名が並んでいました。
私は怖くなって、それらの病気になると体にどんな異変が起こるのか、どんな治療方法があるのかを細かく調べ始め、その深刻さに不安を募らせながら「次の受診日までに治らなければ、精密検査をしてもらうしかない」と覚悟を決めました。








