
結婚して間もないころ、私たち夫婦の間には、うまく言葉にできない小さな違和感がありました。当時は「気のせいかもしれない」と自分に言い聞かせていましたが、ある出来事をきっかけに、その違和感は現実として突きつけられることになります。
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流産後に感じた、埋まらない心の距離
結婚して数カ月後、私は自然妊娠しましたが、残念ながら流産してしまいました。受診を終えた後、気持ちが追いつかず号泣していた私に、夫は突然「ケーキ食べる?」と声をかけてきました。
あまりにも場違いなひと言に仰天しましたが、「きっと元気づけようとしてくれたのだ」と、自分の中で無理に納得しようとしました。このときすでに、悲しみを共有できていない感覚があったのだと思います。
不妊治療当日に届いた、一方的な別居の連絡
その後、気持ちを立て直し、不妊治療を始めることにしました。採卵当日、クリニックに到着した直後、夫から1本のメッセージが届きました。
「やっぱり子どもは作らないことにした。不妊治療もキャンセルで。そして今日から別居します」
その日を境に、夫は近くの実家に戻り、帰ってくることはありませんでした。結婚を機に遠方へ引っ越していた私は、見知らぬ土地にひとり、取り残されることになったのです。








