信頼できる人への相談
帰宅後、私は信頼している家族に、面接で起きた出来事をそのまま伝えました。普段、誰かに不満を訴えることはあまりしませんが、あの場で感じた違和感や納得のいかなさを、どうしてもひとりで抱えきれなかったのです。
話を聞いた家族は、私の意向を尊重した上で、会社側に事実確認をおこなうことになりました。
翌日、私の携帯電話に、会社の担当者から繰り返し連絡が入りました。電話口では、前日の対応について謝罪があり、「選考過程に不適切な点がなかったか、社内で確認している」との説明を受けました。
このやりとりの中で、私は初めて、自分の経歴や考えを落ち着いて伝える機会を得たのです。
再確認された選考のあり方
その後、会社側では面接対応について見直しがおこなわれ、選考は改めて複数人の面接官による形で実施されることになりました。私も改めて志望動機やこれまでの経験を伝え、ようやく「対話としての面接」を受けることができました。
結果として、私を含む複数名が正式に内定をいただくことになったのです。
遠回りにはなりましたが、自分の言葉で思いを伝え、納得した形で選考を終えられたことに、今は前向きな気持ちでいます。この経験を糧に、美容の力で誰かを元気にできる社会人を目指し、これから努力を重ねていきたいと思います。
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学歴や経歴は、努力の結果として評価される側面もあります。しかし、それだけで人を判断してしまえば、本来見るべき熱意や姿勢を見落としてしまうこともあるでしょう。今回のように納得できる形でチャンスをつかめたことは、何よりの前進ですね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。








