
私は新人看護師です。看護系大学を卒業し、かつて祖母が看護師として勤めていた病院に就職しました。幼いころは体が弱く、入退院を繰り返していた私。そのたびに寄り添い、働く姿を見せてくれた祖母に憧れ、「いつか同じ病院で働きたい」と思うようになりました。期待と不安を胸に、ついに迎えた初出勤の日。ここから、思いも寄らない出来事が始まったのです。
★関連記事:「ウチは学歴重視だから不採用!」学歴自慢を続けた面接官…後日慌てて連絡してきたワケ
初日から違和感…教育係のひと言に戸惑う
出勤時間の30分前に更衣室へ向かった私。すると、見知らぬ先輩看護師から「遅い出勤ね?」と声をかけられました。その方こそ、私の教育係になるという看護師長でした。
出身大学を聞かれ、正直に答えたところ、「名目上は有名だけど、学歴だけで実際は使えない人が多いのよね。あなたもそう?」と、にわかには信じがたい言葉を投げかけられたのです。
あまりに失礼な発言に内心ムッとしましたが、初日から波風を立てたくない一心で、私は笑顔で受け流しました。ところがそれが逆効果だったのか、看護師長の嫌みは次第にエスカレートしていきます。
「底辺校出身の私なんて、エリートにはわからないでしょ?」
「彼氏はいるの?」
皮肉を繰り返したかと思えば、突然、業務とは無関係なプライベートな質問までされました。違和感を覚えつつ、「いません」と答えると、「どうせそのうち結婚して辞めるでしょ。若い子なんてそんなもの。ちゃんと教える必要もないわね」と、信じられない言葉が返ってきました。
この人が教育係で、本当にやっていけるのだろうか……。大きな不安を抱えたまま、私は初日を終えました。
翌朝、突然の教育係変更
翌朝、別の先輩看護師から、以前半年ほどで辞めてしまった新人がいたと聞かされました。その方は、なんと私と同じ大学の出身者。「もしかして、同じ大学だから目を付けられたのでは……」という不安が頭をよぎりました。
すると看護師長が現れ、「私は忙しいから、新人教育は代わりにお願い。仕事なめないよう、ちゃんと指導しておいて」と、あっさり教育係を変更してしまったのです。
正直、看護師長から距離を置けたことに、私は少しだけホッとしていました。
……しかし、その1カ月後、事態は一気に動きます。








