悲しみに沈む葬儀でなぜか…「笑っちゃダメ!」

私は昔から、どんなに深刻な場面でも人の真剣な顔を見ると、なぜか笑いが込み上げてきてしまうという、困った癖があって……。
例えば、祖父が亡くなって悲しみに沈むはずの葬儀の最中でも、それは起きました。お焼香のとき、どうしても込み上げるものをこらえきれず、思わずクスッと笑ってしまったのです。
髪を下ろして表情が見えないように隠そうとしたのですが、終わってから家族に「笑っていたでしょう」と指摘され、どうやらバレバレだったようです。大人になってからのことなので、本当に恥ずかしくて申し訳なく、深く反省しました。
思い返せば、そのきっかけは子どものころに初めて参列した葬儀にあります。お焼香の作法を知らなかったいとこが、なぜか口に含もうとして失敗してしまったことがあって、私はそれを見て吹き出してしまったのです。
それ以来、お焼香の場になるとなぜかその記憶がよみがえり、笑いをこらえられなくなるようになってしまいました。十数年たった今でも、その場面を思い出すと笑ってはいけないとわかっていながら、つい吹き出しそうになるのです。
◇◇◇◇◇
もちろん、大切な祖父とのお別れの席で笑ってしまったことは大いに反省しています。もう二度とあのような失敗をしないようにと自分を戒めつつ、私にとって忘れられない体験となっています。
著者:金山美帆/40代女性・無職
まとめ
葬儀の場では、服装を始め、ささいなことでも「不謹慎だったかも……」と不安になりがちです。しかし、マナーを気にするあまり、硬直して悲しむ余裕を失ってしまうのは本末転倒かもしれません。 もしマニュアル通りにいかない場面があったとしても、一番大切なのは「故人をしのぶ気持ち」です。形式にとらわれすぎず、今の自分にできる精一杯の形でお見送りしたいですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています








