おいばかりをかわいがる…義母へ次第に違和感

結婚を機に仕事を辞め、義実家の近くで新生活を始めた友人は35歳で妊娠。おなかの赤ちゃんの性別が女の子だとわかり、うれしい気持ちで義母に報告しました。
しかし、義母から返ってきたのは「女の子かあ……」という、どこか残念そうなため息混じりの反応。出産後、義母の態度は徐々にあからさまになっていきました。
義兄の息子たちにはブランド服や高価な知育玩具をプレゼントする一方で、娘にはお下がりのおもちゃばかり。親戚での集まりなどでも、おいっ子たちばかりをかわいがり、娘にはほとんど関心を示さない様子が目立っていきました。
そういう状況が数年間続いたある日、義母が義弟家族を連れて、娘が前から行きたいと言っていたテーマパークへ出かけていたことが判明。その話を聞いた娘は「なんで私は誘ってもらえなかったの?」と涙を流したと言います。
義実家との距離を考え直す
友人はこの出来事をきっかけに夫とも相談し「もう義実家には行かない」と決意。義母からは「親戚の集まりに顔を出さないなんて非常識だ」と夫に何度も連絡がありましたが、夫も「娘の笑顔が一番大事」と味方でいてくれたそうです。翌年には第二子となる男の子が生まれ、長期休暇には家族4人で旅行に行くなど、気兼ねのない幸せな時間を楽しんでいるようです。
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家も近く、義実家との関係を見直すのはとても勇気のいることですが、友人夫婦にとって何より大切なのは娘の笑顔。「あのときの決断に後悔はない」と話してくれた友人は、心からすっきりした様子に見えました。
私たちも、しがらみに縛られることなく、自分たちにとって幸せな関係や大切な時間を選ぶ勇気を持っていいのかもしれません。
著者:小田栞/30代女性。パート主婦。同い年の夫と2023年生まれの好奇心旺盛な女の子との3人暮らし。子育てと仕事に追われながらひとり時間を捻出できないかと日々模索中。
イラスト/あさうえさい
まとめ
結婚や出産を機に、それまで見えていなかった義実家の独自のルールや価値観の相違に直面することは少なくありません。友人や知人であれば離れるという選択をすぐに選べても、親戚関係となると義務感が先行し、自分を後回しにしてしまいがちです。
しかし、今回の方たちのエピソードが教えてくれるのは、自分の心や家族の笑顔を守るためには、時には「NO」と言う勇気が必要だということ。相手を変えることは難しくても、自分たちのために「心地よい距離感(境界線)」を引き直すことは、決して自分勝手なことではありません。自分たちが一番大切にしたい幸せは何か、時折立ち止まって考えてみても良いのかもしれませんね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています








