こだわりの寝室で異臭が発生!

私はインテリアの仕事をしていたこともあり、寝室にはこだわって自分好みに仕上げています。観葉植物もたくさん置いていて、水やりは少し大変ですが、新しい葉が出るたびに気分が上がります。
ある晩、どこからともなく説明のつかない異臭が漂ってきました。最初は観葉植物の水が原因かと思い、水栽培のものだけ水をすべて替えましたが、においは消えません。
整頓してある引き出しやクローゼットを開けてみたり、ソファやベッドもチェックしましたが、異常は見当たりません。途方に暮れて床に座り込んだそのとき、ふと異臭が近くに感じられました。
そこにあったのは大切に育てている観葉植物の鉢。土の上を見ると、枯れ葉が1枚落ちていました。しかもその葉は、ぷっくりとした肉厚のペペロミア・オブツシフォリア。異臭の原因が「オブツ」という汚物を連想させる名前がついた観葉植物だったなんて、こんな形で笑わされるとは思いませんでした。
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植物と共に暮らすのはやっぱり難しいものですね。植物はウソをつかない生き物。静かに、でもたしかに、私に「もっと気を配って」と教えてくれている気がしました。その肉厚な葉に宿る生命力を感じながら、また一つ、植物との暮らしの奥深さを知った夜でした。
著者:米田リリ/50代女性・派遣社員
イラスト/きびのあやとら








