

カカオです。
モモ先輩をマルチの世界から連れ戻したい。そう願いながらも、結局私は何もできないまま音信不通になってしまいました。 そんなある日、先輩から届いたのは「助けて」というメッセージ。
正直、これ以上関わりたくはなかったけれど、モモ先輩は事件に巻き込まれたのではないか?という不安に駆られます。あのときの後悔を繰り返したくない一心で、私は会いに行くことにしました。
しかし、呼び出された高級マンションの一室で待っていたのは、予想だにしない光景でした。現れたモモ先輩は、助けを求めるどころか、楽しそうにお酒を飲んで酔っ払っていたのです。
どうやら私はだまされたようでした。
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カカオさんの良心を利用して呼び出したモモ先輩。カカオさんは、先輩を救い出そうという決意とは裏腹に、自分自身の身を守ることさえ一筋縄ではいかない現実に直面します。楽しそうな先輩の様子に、かえって深い闇を感じてしまいます。
もし「助けて」と言われたら、無視するのは難しいかもしれません。しかし、一度トラブルになった相手であれば、まずはひと呼吸おいて第三者に相談し、ひとりで駆けつけない勇気も必要です。自分のやさしさを守るためには、時に冷徹な判断も必要なのだと考えさせられます。
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