いつも以上の痛みに寝込む私…夫の言葉に失望
ある生理の日、今までにないくらいの片頭痛や腹痛で寝込んでしまった私。2人の娘たちも初潮を経験しており、私の大変さを察して食事の準備や片づけを手伝ってくれました。その日は夫から「帰りが遅くなる」と連絡があり、2人の娘には先に寝るように伝え、夫の帰りを待つことに。
どんどん頭痛や腹痛がひどくなるのを我慢しながらリビングのソファーで横になっていると、ようやく夫が帰宅しました。
しかし、夫は仕事でイライラしていたのか、寝込んでいる私を見るなり心ないひと言。
「また毎月の頭痛? 生理不順ではないんだから、時期は予想できるよな? 前もって対策しとけよ!」
私は「そんなことできたら、そもそも寝込まないのに……」と思いながら、夫へ言い返す余力もなく、食事の準備をするためにソファーから起き上がりました。
リビングにやって来た長女…表情は真っ青!
すると、2階で休んでいたはずの長女が青ざめた顔でリビングにやって来ました。苦しそうな表情でおなかをさすり、「生理が始まったみたいで、ものすごくおなかが痛い……」と言ってその場にうずくまる長女。私は、「温かいハーブティーを入れようね」となだめ、長女をソファーへ座らせました。夫は長女のあまりの痛がりように驚いていたものの、どうしていいのかわからず、おどおどするばかり。
長女はハーブティーを飲み、しばらくソファーで休んでいましたが、たびたび腹痛が強くなるのか「うぅっ」とつらそうな声を出しながら痛みに耐えている様子。長女を心配した夫は「大丈夫か? 薬を飲んで安静にしたら治るぞ」とひと言。
長女は痛みで機嫌が悪いのもあり「そんなすぐに治らないよ! 生理のつらさ知らないくせに、偉そうに言わないで!!」と言い放ちました。予想もしなかった娘の反論にあぜんとする夫。
私は、興奮気味の長女に「生理痛つらいよね。今回の生理は特に重いみたいだね。腹巻きも付けて寝ようね」と落ち着かせながら、2階の寝室へ連れて行きました。
その後、私がリビングへ戻ってくると、夫は「ごめん。俺、生理のつらさ全然わかってなかった。長女があんなつらそうにするなんて……」と神妙な面持ちで私に謝ってきたのです。
まとめ
長女の一件で、私が毎月本当に大変な思いをしているということを、夫も理解してくれたようです。それ以来、夫は生理前後で私が寝込んだときは、体調を気づかったり、家事を自分から手伝ったりするようになりました。
最近では、企業でも生理痛体験研修などで生理についての理解を深める活動がおこなわれています。家族間でも「生理のつらさはわかってもらえない」と諦めずに、ちゃんと理解してもらえるように、実体験を交えて伝えることが大切だと考えさせられた出来事でした。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
著者:伊集院しのぶ/2人の娘を育てる40代の主婦。最近は娘たちとお気に入りのK-POPアイドルのライブDVDを視聴するのにハマっている
マンガ:おーちゃん
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※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)








