朝に息子がひと言…完全に崩れた序列ピラミッド
朝、寝不足でフラフラの私に対し、父は申し訳なさそうに「俺のいびき、うるさかったかな?」と苦笑い。私は、寝不足のイライラも手伝って、ここぞとばかりに夫を指さし「お父さんより夫のほうがずっとうるさかったよ」と責め立てました。
夫は「えっ、そんなにひどかった?」ととぼけた顔をしています。私は、自分の正当性を証明するために、隣で朝食を静かに食べている息子に、「パパのいびき、うるさかったよね?」と助け船を求めました。
しかし、息子は箸を止めると、冷ややかな視線を私に向け「パパもすごかったけど、昨日の夜に一番大きなお口で、トドみたいにいびきをかいていたのはママだったよ?」と、悪気のない笑顔で言い放ったのです。
素直な息子がウソをつくはずもありません。その場に凍りつくような沈黙が流れました。夫が驚いた顔で私を見、そして父が「やっぱりお前は俺の娘だなぁ」と、これまで見たこともないような誇らしげで慈愛に満ちた笑顔で私を見つめていました。
まとめ
夫が父のいびきを超えていることに衝撃を受けたのもつかの間、実は私がそのさらに上を行く爆音を響かせていたなんて……。かつて、夫の爆音から逃れるために別室へ行った母の背中を思い出し、息子に申し訳ない気持ちに。
いびきは自分では気付けないからこそ、家族の指摘を「健康や環境へのサイン」として真摯に受け止める大切さを学んだ気がします。
旅行の帰り道、すぐにドラッグストアで自分と夫用のいびき防止テープを購入しました。幸い、息子はまだおもしろがっていますが、いつか「ママと同じ部屋で寝たくない」と言われないよう、今は時々音量チェックをお願いしています。わが家の安眠空間への道のりは、まだまだこれからです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:山田 桃代/40代女性。専業主婦。5歳年上の夫と2022年生まれの虫取り大好き男の子の3人家族。昼間にオリジナルのお菓子作りをするのが毎日の楽しみ。
イラスト/ののぱ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)








