「何考えてる、最低だ!」義母が顔色を変え激怒
翌日帰宅すると、次女は何事もなかったように「お帰り~」と迎えてくれましたが、私は申し訳ない気持ちでいっぱいでした。そして、その日の夜、近くに住む義母が、長女の遠征の土産話を聞こうと訪ねてきたのです。
夕食を共にしながら、私はどうしても納得できなかった昨夜の出来事を義母に話しました。すると、状況を把握した義母は顔色を一変。「はあ? あんたは何を考えてるの?」と、黙って食事している夫に向かい、短くひと言。
そして箸を置き、さらに声のトーンを強め「信じられない。子どもをひとり置いて深夜に外に出るなんて。あんた、親でしょ! 寝かせたから終わり? 起きたとき誰もいない家が、どれだけ怖いかわかってるの?」と責め立てたのです。
夫が「昔はこれくらい普通だったし、俺も放っておかれたときもあった」と言い返すと、義母は「言い訳するな! だったらなおさら子どもの気持ちはわかるでしょ! 母親がいない夜に、父親までいなくなるなんて最低よ」と一喝しました。
夫は、何かもごもごと口にしていましたが、やがて次女に向かい、「ごめん。悪かった」と謝ったのです。
まとめ
結婚して20年。振り返ると私たち夫婦の間には、何度も衝突がありました。その原因の一つが子どもへの向き合い方で、この一件もそうでした。言わなくてもパートナーが「察してくれるだろう」「わかっているはず」という思い込みは危ういと悟りました。
子育てにおいては、任せる側と任される側の認識を、言葉にしてすり合わせないと、子どもを危険にさらすことにもなりかねません。子どもをひとりにしない、非常時にはどう動くかといった危機管理まで含めて夫婦で共有し、子どもが安心して過ごせる環境を作ることが親の責任だと改めて痛感した出来事でした。
※10歳の子どもを深夜に自宅へ1人残す行為は、急な体調不良や災害、火災などの緊急事態に対応できないだけでなく、児童虐待防止法上の「放置(ネグレクト)」や自治体の条例違反とみなされる可能性がある深刻な事態です。「寝ているから大丈夫」と過信せず、短時間であっても常に保護者の目が届く環境を整えることが、子どもの安全を守るために強く推奨されます。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:石川 ふみか/40代・会社員。4歳年上の元夫と結婚20年目に離婚。2008年生まれの女の子と2011年生まれの女の子の子育て中。子育てに追われつつも、コンビニの新商品チェックだけは欠かさない自称・コンビニマニア。
イラスト/マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)








