
第1子を出産した直後のことです。喜びに包まれているはずの時間なのに、私は体も心も限界に近い状態で病室のベッドに横たわっていました。そんなときにかけられた、夫のひと言が、今でも忘れられません。
★関連記事:「女の人って家事するもんでしょ?」約束を破った夫に絶句。離婚を口にした私に夫が見せた意外な反応
うれしいはずの面会で
出産を終えたばかりの私は、疲労と痛みでほとんど動けない状態でした。それでも、夫が面会に来てくれると聞き、少しだけ気持ちが明るくなったのを覚えています。
扉が開き、夫が入ってきた瞬間までは、たしかにうれしかったのです。ところが、私の顔を見るなり、夫は悪気のない様子でこう言いました。
「なんか老けたな。大丈夫?」
その言葉を聞いた瞬間、頭が真っ白になりました。
そのひと言で凍りついた心
出産の痛みや大変さを、夫がすべて理解しているとは思っていませんでした。それでも、あの状況でその言葉が出るとは想像もしていなかったのです。
「今そんなこと言う?」と返すのが精いっぱいで、気付けば涙が止まらなくなっていました。せっかくの面会の時間が、一瞬で重たい空気に変わってしまったのです。
夫は慌てた様子で「冗談のつもりだった」と弁解していましたが、私にとっては冗談で受け流せる内容ではありませんでした。そのとき、心の中で何かがすっと引いていく感覚がありました。








