料理長の判断
営業終了後、2人は料理長に不満を伝えました。自分たちのミスを私になすりつけ「こんな新人はさっさと辞めさせた方がいい!」とわめきだします。
しかし料理長は冷静にその日の状況を振り返り、「今日の働きぶりを見れば、今後どうしていくべきかは明らかだと思う」と言いました。
実は以前から2人の接客態度についてクレームが入っていたそうで、最終的に彼女たちは退職することになったのです。
努力はきちんと報われる
その後、料理長は業務の見直しや接客マナーの共有など、職場環境の改善に取り組みました。私の意見にも耳を傾けてくださり、より働きやすい雰囲気が生まれました。
不思議なことに、職場の空気が変わるとお店全体の雰囲気も明るくなり、常連のお客さまも増えていきました。今では「居心地がいいお店ですね」と言っていただけることもあります。未経験からのスタートでしたが、努力はきちんと見てくれる人がいるのだと実感しました。
45歳からの新しい挑戦は、私にとって大きな自信になっています。
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今回のケースでは、新人を受け入れないベテラン側に問題がありました。最終的に評価されたのは、地道な努力と誠実な姿勢です。年齢や経験に関係なく、真摯に取り組む姿は周囲に伝わるもの。職場の雰囲気はお客さまへの満足度にも直結します。働く人の意識ひとつで、職場はより良い場所へと変わっていくのだと感じさせられる体験談でした。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。








