
幼いころに両親が離婚し、私は母子家庭で育ちました。18歳になった私は、高校卒業後すぐに働くよう母から言われ、進学の夢を諦めかけていました。家賃の振り込みも私が担うなど、生活の一部を支えている状況だったのです。
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進学の夢と、母とのすれ違い
そんなある日、模試の結果を手にした私は、意を決して母に伝えました。
「第一志望が合格圏内だったの。奨学金とアルバイトで通うから、進学させてほしい」
しかし母は首を横に振り、「高校を出たら働くって約束したでしょう。家には余裕がないの」と、私の話を受け止めてはくれませんでした。
それでも諦めきれず、「将来のために学びたい」と伝えましたが、母は「現実を見なさい」と強い口調で言い、話し合いは平行線のまま終わりました。
最終的に私は、「ごめんなさい」と引き下がるしかなく、夢を胸にしまい込むことになったのです。
働き始めて気付いた違和感
その後、私は就職し、働き始めました。すると母は、毎月の生活費や家賃の支払いについて、以前よりも強く求めてくるようになりました。
「今月の家賃、まだ振り込まれていないわよ」
「生活費、早く出して」
最初は当然のことだと思い応じていましたが、次第に違和感を覚えるようになりました。
私は「自分の生活費は負担するけれど、残りは将来のために貯金したい」と伝えました。働きながら勉強し、いずれ大学を目指したいと考えていたからです。
しかし母は「そんな余裕があるならもっと働けばいい」と取り合いませんでした。
そのやりとりが続く中で、私は自分の将来を守るためにも環境を変える必要があると感じ、家を出る決意をしました。








