



何も知らない私がキッチンに戻ると、店長はさっきの仕返しとばかりに怒鳴り散らしていました。
え? どうしたらいい? 助けてあげなきゃ!
店長、まためちゃくちゃ怒っている。口出ししたら私も怒られる
宮田さん、泣いちゃいそう
でも、店長が怖くて動けない……
次のターゲットになるのが怖くて助けるのをちゅうちょしてしまったそのとき、宮田さんは店から出ていってしまいました。その翌日以降、宮田さんは出勤することができなくなってしまいました。
ほや助さん「もしあのとき、宮田さんを助けてあげられていたら……」
田中さん「仕方ないよ、俺もその場にいたら動けていたかわかんない」
でも、嫌がらせをしらばっくれるとか、本当にあの人、最低だよな。
ほや助さん「もう、辞めようと思います。あんな横暴な店長についていける自信がまったくないです」
田中さん「俺も、いいかげん、こんなところ辞めようかと思ってさ」
「ここに入って1年、親に社会勉強だと言われてなんとか頑張ってきたけど、宮田さんの件で救いようがないって思い知ったから……」
店長にきちんと報いを受けさせてから辞める。田中さんのその言葉は、理不尽に耐え続けてきたスタッフたちの、最後の、そして精一杯の抵抗のように聞こえました。
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店長のパワハラに耐えきれず、誠実な宮田さんは店を飛び出し、翌日から欠勤。ほや助さん、上京して初めてのバイトで、これほど残酷な結末を目の当たりにするのはどれほどショックだったことでしょう。「あのとき、助けてあげられていたら」と後悔するほや助さんですが、怒鳴り散らす非常識な店長に恐怖を感じるのは仕方のないことです。
バイトを辞めると決めたほや助さんと、報いを受けさせると誓った田中さん。パワハラをするような人物と出会ってしまったら、その場から離れ、物理的な距離を置くことは最大の自己防衛です。壊されてしまった平穏を取り戻すため、まずは「自分を一番大切にする選択」をすることが、何よりの正解なのかもしれません。
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