
同窓会などで、久しぶりに再会した友人の姿がまったく変わっていた!という経験はありませんか? 近年、美容の選択肢が広まったことで、驚くほどの「アップデート」を遂げる人も。キレイに変身した友人を目の当たりにした、2人の体験談を紹介します。
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やたら親しげに話しかけてくるけれど

これは私が40歳のころの話です。あるとき、高校の同窓会のお知らせが来ました。結婚を機に地元を離れていたため、高校時代の友人とは疎遠になっていた私。子育ても少し落ち着いたので、思い切って久々に地元に戻って同窓会に参加することにしました。
そして迎えた同窓会当日。ホテルの宴会場には懐かしい顔ぶれが集まっています。話が弾む中、1人の女性が私たちの輪に入ってきたのです。ロングヘアで色白、二重まぶたがくっきりとしたキレイな女性でした。
彼女は、私を見るなり「久しぶりー!わー、ゆうこも全然変わらないねー」と言います。「変わってないわけないでしょ。何kg太ったと思ってんの」と笑いながら、私は内心焦っていました。この美女の名前が思い出せず、顔にも見覚えがないのです。
そして食事をしながら、懐かしの写真をスライドショーで紹介するプログラムに。私の隣には、あの謎の美女が座りました。写真を見ながら「うわー! 懐かしい」「体育祭のときさ〜……」と会話が聞こえてきます。私たちのクラスの写真も何枚も映り、私は懐かしい気持ちでスクリーンを見つめていました。
明かされる謎の友人の正体
すると「うわ~懐かしい! 私こんなだったっけ?」と謎の美女が発言したのです。スクリーンには、ベリーショートに日焼けした肌の、ソフトボール部のA子の姿が映っています。「え!」と私は声を出してしまいました。「あなたA子だったの!」と思わず口から本音がポロリ。A子は「ねえ、もしかして気付いていないのかもと思ってたけど、やっぱりそうだったのね」と笑います。
私は日焼けした肌が印象的なスポーツ少女だったA子の激変ぶりに改めて驚かされ、まじまじと見つめてしまいました。
私はA子に「すごい! スポーツ少女だったのに、いつからこんな美女になったの?」と聞くと、A子は激変した理由を話してくれました。
A子は仕事を辞め、韓国留学をして美容医療にハマり、一重だった目を二重にしたのをきっかけに、ボトックス、ヒアルロン酸、糸リフト、脂肪吸引と美を追求していったのだそう。
帰国後は美容外科の看護師として勤めながら、さらに美を追求し続けていると言って、私に名刺をくれました。「切らない施術もいろいろあるから、いつでも相談してね」と話すA子。地元に住む友人たちは、以前の同窓会やA子からの営業で、A子の近況を知っていたそうです。
気さくに話しかけてきた友人が誰かわからなかった理由が、まさか整形だったとは思いませんでした。A子とはおおよそ認識できないほどの激変ぶりだったのです。同窓会後も、A子からは「あのとき私をわかってくれなかったじゃん」と、会うたびに何度もネタにされています。
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見た目の変化に最初は驚きましたが、自分らしく生きるために一歩踏み出した彼女の姿は、以前よりもずっと自信に満ちて見えました。容姿が変わっても変わらない友情の温かさと、自分の意志で自分を磨く大切さを教えてもらった同窓会でした。
著者:高石ゆうこ/50代・主婦。長年教育業界で働く、22歳、20歳の兄弟の母。家族関係や日常の出来事を体験談として執筆。趣味はガーデニングで、バラの剪定にこだわりあり。
イラスト:マメ美








