ストレス発散法を発見!
父との憂うつな夕食時間を終え、いつも通りテレビをつけると、その日はフィギュアスケートの大会が放映されていました。そのときの大会に出場していたのが羽生結弦選手。
私は、昔からクラシックバレエやフィギュアスケートなどの踊り鑑賞が好きでした。テレビで放映されていると必ず見るほど。踊っている人自身を気に留めたことは今までなかったのですが、このときの羽生結弦選手のスケーティングがあまりにもすてきで……。曲の世界観に入り込んだ表情、しなやかな動き、力強いジャンプなどのすべてに見とれてしまい、この日をきっかけに羽生結弦選手のとりこに。YouTubeで羽生結弦選手の映像を見漁ったり、イメージキャラクターになっている商品を率先して購入したりと、すっかりファンになりました。
どこへも出かけられなかった私は、家事や介護の合間にも「今日の夕飯どうしようかな」「1時間後に父をお風呂に入れないと」など、常にやることに追われて気分転換が皆無。しかし、羽生結弦選手に出会ってからは隙間時間にスマホで動画や写真を見ることが楽しみになりました。何も気晴らしになることがなく暗い日々が続いていましたが、羽生結弦選手のスケーティングを見る時間が楽しく、気持ちも明るくなれたのです。
まとめ
20年続けてきた社会とのつながりを絶ち、父と2人きりの介護生活に入ることは、想像を絶する孤独とストレスを伴うものです。当初は「外出」だけが息抜きだと思い込んでいましたが、実は自分の好きな世界に没入する「心のゆとり」さえあれば、家の中でも自分を取り戻せると気付きました。
介護は「あれもできない、これもできない」という制限ばかりに目が向きがちですが、スマホ一つで新しい趣味や仲間を見つけられたことが、私にとって最大の救いとなりました。今の私にとって、推し活の時間は、明日もまた笑顔で父と向き合うための大切なエネルギー源です。
著者:よしだ れい/40代女性。生まれたばかりの娘の育児を楽しみながら頑張っている。年齢に負けないよう体力づくりに奮闘している毎日。ジャンルを問わず、さまざまな体験談を執筆している。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
※AI生成画像を使用しています







