


同僚Aから妻が浮気していると思うと言われた主人公の勇気。考えても仕方がないことはわかっていたが、お酒を飲んで気が大きくなっていたからか、妻に電話をかけてみた。
深夜2時過ぎだったので、今までの生活を考えると電話に出なくても不思議ではない。ただ、このときの勇気は「わざと出ない?」「男がいるから?」「そもそも家にいるのか?」と悪いほうへと考えてしまう。
数日後、同僚Aから次の三連休は何をするかと聞かれた勇気。何も予定がないことを伝えると、「急に帰ってみるっていうのはどうですか?」と同僚Aが提案してきた。
出張先に来るのも、新幹線で6時間半かかるにもかかわらず、妻からは交通費がもったいないから車で行けばと言われ、丸1日かけて車を運転してきた勇気。そんな事情もあり、「帰りたいけど交通費とかもったいないから」と言うと……。
「内緒で帰ってみるんです。夜にでもこっそり帰れば、何かつかめるかもしれませんよ…」
「もし何もなければラッキーってことで休日を楽しんできてください。…お金は僕が貸しますよ」
飲み会で少し話しただけの勇気に、こんな申し出をしてくれた同僚Aに対して涙が出そうになった勇気。日々不安に襲われている身にとっては、とてもありがたいものだった。
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妻が離婚しようとしているのではないか、浮気しているのではないかと日々不安にかられていた夫。そんな中、一度飲み会で話しただけなのに、自分に親身になってくれる人がいるのはとてもうれしいですね。








