
20年以上も前の話なのですが、キスで歯が当たったことはよく覚えています(笑)。
中谷さんは、また私の部屋に遊びに来るねと言って帰りましたが、彼が来たのはあの日が最初で最後になってしまいました。
中谷さんが帰った後、私は彼のことが本当に好きなのかわからなくなってしまったのです。ただ、彼氏という存在が欲しかっただけかも知れません。中谷さんは部屋に来たいと思っていたかもしれないですが、自分の気持ちがわからなくなってしまったのもあって、それ以降は、中谷さんを部屋に呼ばずに外でデートをしました。
そんなあいまいな気持ちでいるとき、中谷さんは自分にとって大切な友だちを私に紹介したんです。イケメンの友だち片瀬さんは「中谷はホント良い奴だから」「フワリちゃんよろしくね」……そんなことを言われました。
私だって、中谷さんが「いい人」なのはわかっている!
わかっている……。そんなことを言われた後に、中谷さんに別れたいだなんて言えない。
大丈夫! 中谷さんと一緒にいたら幸せなはず。中谷さんを好きな……はず。そんな感情が行ったり来たりしました。
今考えると本当に失礼ですよね。好きなはず……そんな気持ちで相手が付き合っていることを知ったらどう思いますか? それはやさしさではないと思います。今の私はそう思います。
酸いも甘いも経験したからこそ? 気付けたのでしょうかね。
しかし、考えると自分でも自分に腹が立ちますけどね(苦笑)。
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安全パイぶりを見せた中谷さんでしたが、朝起きたらオオカミに! スヤスヤ眠るフワリーさんの横で、ひと晩悩んでいたかもしれないと思うと、若かりし恋はほほえましいものですね。でも、フワリーさんはますます気持ちに迷いが生まれたよう。若いからこそ相手の見た目にとらわれ、本質が見えないことってありますよね。
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