一つでも生活習慣を変えれば体は変わっていく

――ここまでいろいろな生活習慣を教えていただきました。生活習慣を改善すると、どれくらいの期間で効果を実感できそうでしょうか?
工藤先生 肌の生まれ変わりには4週間程度はかかりますし、特定の食品をとって健康効果を判定する場合でも3週間ほどは様子を見ますから。「前よりも少し調子がいいかも」とうっすらと感じられるようになるまでには、早くても3~4週間はかかるのではないかと思います。
――工藤先生のお話を伺って、若々しさや健康を実現するには、日々の積み重ねが大切なのだということがわかりました。
工藤先生 実は、アンチエイジングの分野は日進月歩で、あと数年もすれば若々しさや健康維持に役立つワクチンなどが開発される見込みがあるんです。そうしたものが一般的になれば、老化に対するアプローチもより良いものになるのではないかと期待しています。
ただ、それまでは日々の生活の中でいろいろな工夫をしていくことが大切だと思うんです。私たちの体の中では毎日、リンゴ1個分のたんぱく質が生まれ変わっていて、100歳の方でも生活の何かを工夫すれば体は確実に良い方向に変わっていきます。まずはできることから一つずつでも、生活の中に工夫を取り入れてもらいたいですね。
<著書>

『見た目が若い人が密かにやっている食べ方の基本! 若返りの栄養学ゆる図鑑』工藤あき/監修 宝島社 1430円
取材・文/熊谷あづさ(50歳)
ライター。1971年宮城県生まれ。埼玉大学教育学部卒業後、会社員を経てライターに転身。週刊誌や月刊誌、健康誌を中心に医療・健康、食、本、人物インタビューなどの取材・執筆を手がける。著書に『ニャン生訓』(集英社インターナショナル)。








