娘にも嫌がられ
耕太のことを邪険に扱うのは遥だけではありません。ひとり娘の明日香も耕太に対して「パパって、キモくて臭いんだもん。食事中も息、止めてよね」とひどいことを言っていました。
遥や明日香のために毎日頑張っている耕太ですから、自分のことを何だと思ってるんだよと思わずにはいられませんでした。
その後も2人からの扱いはひどなるばかりで、耕太は家に帰るのが憂うつに……。仕事が早く終わっても、すぐに家には帰らず適当に時間をつぶしてから帰宅するようになりました。
ある日、自宅近くの公園で時間をつぶしていると、部下のパニ子が声をかけてきました。パニ子は耕太が公園にいることを不思議に思ったようでしたが、家に帰りにくいという理由を聞いてどこか納得した様子でした。
部下から明かされる衝撃の真実
パニ子が入社したころの耕太はいつもキビキビと働き、体形もスリムで女性社員の憧れの的だったのだとか。しかし今ではその面影もないくらいに太ってしまった耕太は、昔と比べてかなり劣化してしまっており……。
部下であるパニ子から「中年のおじさん」だと言われ目が覚めた耕太。これまでいくら家族にひどいことを言われても、身内の大げさな愚痴程度にしか感じていなかった耕太はすっかり打ちのめされてしまいました。
そして年ごろの娘が、美しさを維持するために努力している妻が、今の自分に対してどんなことを思っているのか考えたこともありませんでした。今の自分は父親や夫として尊敬してもらえるような存在ではなく、何もせずに好かれようだなんて虫の良い話だと気付きました。
自分にも落ち度があることを自覚した耕太はパニ子指導の元、ダイエットをすることにしたのです。








