大丈夫だったという安心感からか自然治癒
薬を処方されることもなく、「しばらく様子を見ても治らないようであれば再診を」と言われました。ですが、私は不安で「何か薬はないですか?」と聞いたところ、「今の状態では特に出せる薬はないですね」とやさしく言われて帰宅しました。
「なんだ、重い病気じゃなかったんだ」と、病院で診てもらって大丈夫だったという安心感からか、その後いつの間にか自然に2~3カ月ほどで症状は治ってしまいました。
同僚にこの話をすると、「お年ごろ(更年期)じゃないの?」と言われちゃいました。でも、「異常なし」と診断されても、もしかしたら、またなるかも……と少し心配に。
そこでネットで調べてみると「咽喉頭異常感症」という症状がぴったりじゃないかなと思いました。この症状は、女性ホルモンの低下やストレスにより自律神経が乱れることが原因とのこと。ストレス発散が苦手だったり、嫌な思いをしても我慢してしまうタイプの女性に症状が出ることが多いそうです。
私はそんなにストレスをためていなかったと思うのですが、もしかしたら、隠れストレスだったのかもしれません。こういった症状に効果的な漢方薬もあるようでした。症状が続くときには、また医療機関で相談してみようかなと思います。
まとめ
年齢とともにどんどん体の不調を感じるアラフィフだからこそ、これからはたとえ気付いていなくてもストレスをためないように、食習慣や運動に心がけていくことも治療の一つだと思いました。
また、目に見えるけがや病気とは違い、人から症状をわかってもらえないことが多いので、自分の中で抱え込んでしまう可能性もあります。決して大丈夫だろうと、自己判断せずに病院で診察を受けることが大切だと思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院 綱島女性クリニック院長)
日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。
【粒来先生からのアドバイス】
この症状は更年期にも多く見られます。漢方学的に「梅核気(ばいかくき)」(別名ヒステリー球)と言います。梅核気の梅は「梅干しの種が詰まったような感じ」の意味です。ストレスが原因で「喉が詰まったような気がする」「水を飲んでもスッキリしない」という主訴で来院されます。
漢方としては「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」が有効とされています。漢方メーカーに聞くと、コロナ禍で最も売り上げを伸ばした処方のようです。多くの人がストレスを抱えていたと考えられます。
漢方の有効性には個人差があり、ケースバイケースと思いますが、試してみる価値はあるかもしれません。症状が続く場合には医療機関で相談してみてはいかがでしょうか。
イラスト/サトウユカ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています







