体が自然と引き締まり、慢性的な便秘も治った

――他には、どんな効果を実感しているのでしょうか?
犬飼さん 私は以前から便秘気味で、ひどいときには1週間もお通じがないことがありました。ヨーグルトがいいと聞けばヨーグルトを食べ、パイナップルの食物繊維がいいと聞けばパイナップルを食べと、いろいろなことを試したのですが、あまり効果を感じられませんでした。
でも、背中の筋肉に力を入れない、腕を外回しに回すなど背中をゆるめることを意識するようになってから、便秘が治りました。背中がゆるんで筋肉や骨のバランスが整うことで、内臓が本来の位置に収まったからだと思います。
――ダイエット効果はいかがでしょうか?
犬飼さん 脇の下のお肉がスッキリするので、ブラジャーにのるお肉がなくなりました。背中がゆるむと血流が良くなりますし、動かせる筋肉が増えるので自然と体が引き締まってくるんです。私自身、スタイルが良い方向に変わり続けていると実感しています。
――背中をゆるめることは、心にも良い影響を与えるものでしょうか?
犬飼さん 腰痛に悩まされるようになった中高生のころを振り返ってみると、頭も心もガチガチでした。私はずっと声がコンプレックスでしたし、「自分はこうあらねばならない」と思い込んでしまう傾向があったんです。
今でも、自分の根本的な部分は変わっていないような気もしています。でも、背中をゆるめるにつれて、そんな部分も含めた自分自身を丸ごと受け入れられるようになりました。
心と体はつながっています。背中をゆるめて、心も体ももっともっとラクになって、余計なものを手放して、一人でも多くの方にご自身の人生を楽しんで歩んでいただきたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
<著書>

『背中をゆるめると健康になる』犬飼奈穂/著 プレジデント社 1540円
取材・文/熊谷あづさ(50歳)
ライター。1971年宮城県生まれ。埼玉大学教育学部卒業後、会社員を経てライターに転身。週刊誌や月刊誌、健康誌を中心に医療・健康、食、本、人物インタビューなどの取材・執筆を手がける。著書に『ニャン生訓』(集英社インターナショナル)。








