


私がもらった矯正用ワックスは、矯正器具のワイヤーやブラケットという留め具に直接付けて口の中を守る保護剤です。
ワックスは小さくちぎって丸めて使うのですが、痛くなってから使うのではなくて、矯正器具を装着したと同時に使い始めるのが正解でした。口の中にできてしまった傷の痛みは、矯正用ワックスでは軽減されず……。
矯正器具とワックスを装着して1カ月くらいすると、口の中の粘膜も回復して傷がほとんどなくなり、固形物も食べられるようになりました。
でも、口を動かすと痛いので私はワックスをつけたままで食事をしていたんですが……そうするとワックスが器具にがっちりとくっついてしまい、外そうとしてもなかなか外れない状態になってしまうのです。
歯磨きをするときはワックスを外さないといけないのですが、面倒くさいので装着したまま歯磨きをすると歯ブラシにワックスがくっついてゴワゴワに! 私は当時、1週間で5本もの歯ブラシをダメにしてしまいました。
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矯正器具の上から装着して、口の中への刺激を少なくしてくれるのがワックスの役割なんですね。器具を装着すると同時に使い始めないと意味はない……何事も最初が肝心ということなのですね!
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/古川雄亮先生
国立大学歯学部卒業後、歯学府博士課程において歯のエナメル質形成に関わる遺伝子研究をおこないつつ、バングラデシュなどのアジア諸国で口腔衛生に関連した国際歯科研究に従事。その他、スウェーデンのイエテボリー大学での研修を修了。大学病院の医員を経験した後、南米のボリビアにおいてボランティア団体の力を借り外来・訪問歯科診療に参加。 2019年にNature系の雑誌に研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」が公開。現在は歯科臨床に従事する傍ら、多くの企業からの依頼で、セミナーや学会取材、医療関連記事の監修・執筆、歯科医師国家試験模擬試験の校閲など、さまざまな分野で活動している。
【古川先生からのアドバイス】
矯正用ワックスを装着しながら飲食ができるのであればそれでも良いですが、歯磨きのときは磨き残しの部位が出る可能性が高く、一度外したほうが良いでしょう。








