なんて侮辱的な人なの!
1カ月後、結婚相談所にはカウンターをバンバンとたたきながら叫び散らかすハツミの姿が。どうやら「どうしてまだ私の結婚が決まらないのよ!」と怒っている様子でした。
パニ子はハツミの要望を満たす男性がいないか必死になって探しましたが、そもそも35歳未満で年収1千万円の男性なんてほぼほぼ存在していませんでした。なんとかハツミの条件に近い男性を見つけ、ハツミのことを紹介するも……ほとんどの男性はプロフィールと写真を見ただけでハツミとは会ってくれません。
そんな中、やっと1人の男性と顔合わせにまでこぎつけたのですが、ハツミは「年収1千万のはずが800万円じゃない! 200万円も足りないわよ!」と怒り心頭。挙げ句の果てには「まったく結婚相談所にはろくな男がいない!」と言いだす始末でした。
パニ子はすべての条件を満たす男性はいない、条件を変えてくれと説得したのですが……パニ子に対しハツミは「あなた、私がイケメン高収入男と結婚するのがねたましいのね?」と言い、まるでパニ子が意図的にマッチングをさせていないかのような発言をしたのです!
パニ子はカウンセラーを信用できないのであれば退会するように勧めました。するとハツミは退会なんでできないと言いました。
聞けばハツミはいろいろな結婚相談所で同じような無理難題を言い、どこも取り合ってくれなくなってしまっていたのです。そのため、ハツミは何としてでもパニ子に結婚相手を探してもらわなければならない状態でした。
もう諦めてもらうしか…
もうどうすればいいのか悩み、投げ出したい気分になってしまったパニ子。所長に事の顛末(てんまつ)を話、担当を外してもらうことになりました。
半月後、結婚相談所主催の婚活パーティーが開催されることに。そこにはハツミも参加することになっており、他の若い婚活女性と肩を並べたときに自分がどう見えるかを知ってもらって、現実を見てもらおうと所長は企てているようでした。
パーティーが始まり、パニ子が会場内を歩いていると……まさかのハツミに捕まってしまいました。パーティーに参加している男性は自分の好みの女性にアプローチしているようで、ハツミには誰ひとりとして近寄ってきません。
それが不満な様子のハツミ。パニ子は自分から話しかけてみてはどうかと提案しましたが「こっちからいくなんてみっともない!」とハツミは拒否。
所長を連れて来いとうるさくて仕方がなかったので、パニ子はその場を離れて所長を呼びに行きました。
パニ子が会場を離れたのはたった数分間。その間になんとパーティー会場は大騒ぎに!
会場の中で、男性たちが何人も群がっているグループができ上がっていたのです。ハツミはその周辺で「一体どうしてあんたたちは私のほうを見ないのよ!」とほえていました。








