
大学時代から交際をしている彼女のA子と、スイーツの販売イベントに行くことにした私。大人気のイベントということで、朝から大行列でした。すると、私たちの前に中年女性が割り込んできて……。
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ずっと楽しみにしていたイベントへ!
開店は午前10時、しかも数量限定100個と聞き、早めに行こうということに。
当日、朝6時に到着すると、すでに多くの人が列を作っていました。なんとか購入できそうな位置に並び、ドキドキしながら待っていました。
しばらく並んでいると、前の数人が急用なのか列を離れていき、ぽっかりと隙間ができました。私たちが前へ進もうとしたそのとき――横から2人の女性がスッと列に入ってきたのです。
「よかった、並べたわね」
そんな言葉が聞こえ、私たちは思わず顔を見合わせました。
後ろにもたくさんの人が並んでおり、どう見ても列があることはわかる状況です。しかし、その2人は気にする様子もなく、おしゃべりをしながらそのまま列に残りました。
注意しようか迷っていると、A子が「ここは我慢しよう」と小さく言いました。私たちのすぐ後ろに並んでいた女性は少し不安そうに「大丈夫ですかね……?」と声をかけてきましたが、A子は静かにスマホを取り出していました。
さらに増える仲間たち
その後も女性たちは談笑を続けていましたが、しばらくして別の声が聞こえてきました。
「ありがとう~、助かった!」
気が付くと、先ほどの2人が友人らしき人たちを呼び寄せ、さらに列へと合流させたのです。最終的にその場には7人が集まり、まるで最初から並んでいたかのように振る舞っていました。
後ろの人たちからはざわめきが起きていましたが、A子は静かにスマホを構えたまま、特に声を荒げることもなく様子を見ていました。








