
中学を卒業してすぐに働き始めた私は、A社という地元の企業に入社しました。小さな会社だったころから支えてきましたが、ここ数年で急成長を遂げています。仕事にやりがいを感じながら、日々現場を回しているのですが、実は心に引っかかる出来事がありました。
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次期社長との確執
私は学歴こそ中卒ですが、入社以来ずっと現場を支え続けてきました。そのおかげで弟を大学に通わせることもできました。ところが、半年後に社長に就任予定だった現社長の息子さん、つまり次期社長は、なぜか私を目の敵にしていたのです。
「そんなやり方では通用しない」「偉そうにするな」「だから中卒は……」などと、たびたび厳しい言葉を浴びせられました。私は反論することなく、ただ仕事に集中し続けるしかありませんでした。
新社長就任の日
ついに社長交代の日。盛大な就任パーティーが開かれました。私も社員のひとりとして会場に足を運びましたが、そこで新社長から思いがけない言葉を受けたのです。
「お前は参加しなくていい。飲み物でも運んでいろ」
突然の指示に、胸の奥がぐっと締めつけられました。長年この会社のために尽くしてきた自負もあり、悔しい気持ちでいっぱいでした。








