
10年間、寝たきり状態だった義父の在宅介護を続けてきた私。夫や義姉、義母は仕事や家庭の事情もあり、なかなか介護に関われない状況で、結果的に私が中心となって義父の生活を支えてきました。そんな義父が他界した後、義姉から思いがけない言葉をかけられたのです。
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「私は介護要員じゃない」と感じた瞬間
義父が在宅療養に入ってからの10年、私はできる範囲で介護を続けていました。もちろん皆に事情があることは理解していましたが、どうしても私に負担が集中してしまいがちでした。
ある日、義父の部屋に少しにおいがこもってしまい、義姉のA子さんが「早くおむつ替えたほうがいいんじゃない?」と声を上げました。私はエアコンの掃除をしていたところだったため、「今は手が離せないので、よければ代わっていただけませんか」とお願いすると、A子さんは「それはお嫁さんの役目でしょ」と、当然のように返してきました。
私は静かに、「誰かひとりに負担が集中するのはよくないと思うんです」と伝えましたが、温度差を感じ、胸が締めつけられるような気持ちになりました。
義父の他界と、義姉からの言葉
義父が亡くなった後、葬儀関係の手続きは私が中心となり、無事に初七日を迎えました。そのタイミングで、A子さんから予想もしなかった言葉を耳にしました。
「お父さんも旅立ったし……そろそろ出ていって自分の生活を考えれば?」
正直、胸の奥が冷たくなるような感覚がありました。これまでの関係性から、介護後の生活について何か話し合いがあるのだろうと思っていたので、意外な言葉でした。
私は落ち着いて、「わかりました。これからの生活については私も考えます」とだけ答え、義実家を出る決心をしました。








