
学生時代、友人たちと一緒に帰るのが日課だった私。田舎の帰り道でひとりになる時間が密かな楽しみでしたが、ある日その楽しみが一瞬で恥ずかしい思い出に変わった出来事がありました。
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ひとり帰りの密かな楽しみ
学生のころ、複数の友人と帰宅していましたが、家が一番遠い私は、途中から必ずひとりになるルートでした。その時間に、私はこっそり好きな歌を大声で歌うのが楽しみでした。田舎の田んぼ道で、人に聞かれる心配もないと思っていたのです。
その日も、当時ハマっていた曲を気持ちよく熱唱しながら歩いていました。
聞かれた…!?背後からの“チリン”の音
ところが突然、後ろから「チリン……」と自転車のベルが。思わず歌うのを止めて振り返ると、クラスでよく私をいじってくるA君が自転車で近づいてくるところでした。
「絶対聞かれてる……!」と心の中で叫び、顔が一気に熱くなりました。明日から学校でいじられるかも、と覚悟したのですが、A君は何も触れずに軽くあいさつだけして通り過ぎていきました。
そのやさしさすら恥ずかしく、私はただ静かに見送るしかありませんでした。








