
出産を機に、夫との行為にスイッチが入らない女性は少なくないようです。産後は体力的な面だけでなく、メンタル的にもスキンシップよりは「休みたい」気持ちが強くなるのは当然。子育て真っ最中の、30代女性3人の葛藤をお届けします。
★関連記事:「ごめん、疲れた…」育児で夫の誘いを断る私。落ち込む姿を見て決意した夫婦のルール【体験談】
横に子どもが寝ているのに!?

子どもが生まれてからというもの、昼夜を問わず育児に追われる毎日。まとまった睡眠も取れず、常に疲れと眠気がつきまとい、正直なところ欲求どころではありません。行為には少なからず体力も気力も使いますから、「そんなことをするくらいなら、ひと休みしたい……」というのが本音です。
ですが、夫はというとこちらの状況をあまり理解してくれません。子どもが真横で寝ているにもかかわらず、日々迫ってくるのです。「子どもが隣にいると、そういう気分にはなれない」と伝えても「0歳児は見たところで何もわからないよ」と軽く流され、あっという間に事が進んでしまいます。
私が伝えたいのは「見えているかどうか」ではなく、母親として、そしてひとりの女性としてその場で気持ちを切り替えるのがいかに難しいかということなのですが、そこがなかなか伝わっていないように感じます。
さらに困っているのが、避妊をしてくれないことです。夫は「まだ生理が再開していないんだから妊娠はしない」と言い張りますが、実際には生理再開前でも妊娠する可能性は十分にあります。 私は、生理再開前に妊娠した友だちの話を聞いていることもあり、不安でたまりません。
ただでさえ気持ちが乗らない中、不安を抱えながら夫の求めに応じるのは、心も体もすり減っていくようで本当につらいです。私は育休を延長する予定はないため、万が一妊娠すれば職場復帰にも影響が出てしまいます。
◇◇◇◇◇
夫にとっては“気が向いたときに済ませたい”ということなのかもしれません。でも、私にとっては、「気分が乗らない理由」が明確に存在しています。それは、育児による慢性的な疲労、妊娠への不安、そして母としての意識との折り合いのつけづらさ。自分の気持ちを無理に押し込めず、「なぜ今は難しいのか」を丁寧に伝え、理解してもらう努力が必要だと感じるようになりました。
まだ話し合いの途中ではありますが、少しずつでも、お互いの感覚がすれ違わないように歩み寄っていけたらと思っています。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
著者:中司ゆみ/30代女性・会社員
※AI生成画像を使用しています
私の中の”スイッチ”が入らなくなった

出産してからというもの、自分でも驚くほど行為に対する関心が薄れてしまったのです。日中は、3人の育児と家事に追われて目まぐるしく、夜になるころにはもうヘトヘト。心も体も「休ませて」と訴えているようで、自分の中の”スイッチ”がどこかへ行ってしまったような感覚が続いています。
夫への気持ちがなくなったわけではないのは、わかっています。私が寝た後、ひとりで動画を見て過ごしていることもあります。それでもやっぱりそれだけでは満たされないようで、私が寝ているのに求めてくることもあります。疲れて眠っているときに起こされると、正直つらく感じてしまいます。
それでも、夫には夜のお店で欲を満たしてほしくないという気持ちがあって、眠い目をこすりながら応じる日もあります。なんとか応えようとはするものの、夫には申し訳なく思いながらも義務感のほうが強く感じています。
◇◇◇◇◇
今はまだ、自分の”スイッチ”が戻る気配はないけれど、それも含めて、人生の一時期なんだと思っています。また夫とも少しずつ歩幅を合わせていけたらと願いながら、今日も目の前の毎日をがむしゃらに過ごしています。
著者:工藤 遥/30代女性・会社員








