
第2子を妊娠して35週。ここまでの経過は順調で、特別な不安を感じることもありませんでした。ところが、ある日の昼下がり、その「当たり前」が一瞬で崩れ去る出来事が起こったのです。
★関連記事:0歳息子が熱性けいれん!夫不在で深夜に救急搬送。翌朝、夫に報告すると返ってきた信じられない言葉
昼寝の後に目にした、異変
昼寝から目を覚ました瞬間、違和感に気付きました。布団を見ると、そこには大きな血の染みが広がっていたのです。
突然の大量出血に、何が起きたのか理解できず、体が震えました。すぐに家族とともに産院へ向かうと、「常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり:赤ちゃんが生まれる前に、正常な位置にある胎盤が子宮の壁から部分的または完全に剥がれてしまう状態)の疑いがある」と告げられ、そのまま救急車で総合病院へ搬送されることになりました。
人生で初めての救急搬送。車内で慌ただしく準備を進める看護師さんたちの緊迫した表情を見て、ようやく「これは命に関わる事態なのだ」と実感しました。
止まらない展開と、救いのひと言
病院に到着すると、すでに多くの医療スタッフが待機していました。「一刻も早く赤ちゃんを出しましょう」と判断が下され、そこからは本当にあっという間でした。
服をハサミで切られ、全身麻酔の準備が進んでいく中、恐怖で頭が真っ白になりました。そんな中、麻酔が効く直前、助産師さんが目を見て「大丈夫ですよ。赤ちゃん、頑張ってますからね」と声をかけてくれました。その言葉が、不安の中で唯一、心を支えてくれた瞬間でした。








