
50代に入ってから、生理の間隔は少しずつ空くようになっていました。「もうそろそろ終わりかもしれない」——そう思い始めていた矢先の出来事です。まさか、あんな形で現実を突きつけられるとは思ってもいませんでした。
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油断した日の、突然の違和感
ある日、いつも通りスーパーで品出しの仕事をしていたときのことです。売り場で商品を並べていると、急に下腹部がずしりと重くなるような感覚がありました。
「まさか……」。胸の奥がざわつき、急いでバックヤードへ向かいました。トイレに駆け込んで確認すると、予想外の出血。しかも、下着だけでなく制服の内側にまで染みていたのです。
ここ数カ月は生理の間隔がかなり空いていたため、すっかり油断していました。「もう来ないかもしれない」と、どこかで思い込んでいたのです。
持っていなかった備えと、同年代のひと言
その日はナプキンを持っておらず、ロッカーにも予備はありませんでした。焦りと恥ずかしさで頭が真っ白になりながら、意を決して同僚に事情を説明しました。
すると、同年代の女性が小さく笑いながら「あるあるだよ」と言って、さっとナプキンを差し出してくれました。
顔が熱くなるほど恥ずかしかったものの、その自然な態度に救われました。自分だけではないのだと、ふっと肩の力が抜けた瞬間でした。








