
私は21歳の大学生で、現在就職活動の真っ最中です。ある日、就活生の間で知名度の高い企業の集団面接を受けることになりました。一方で、「圧迫気味の面接をするらしい」という話も耳にしていたため、緊張しながら順番を待っていました。
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威圧的な空気の面接室
私のグループの番が来て入室すると、人事部長、営業部長、そして社長が面接官として並んでいました。厳粛な雰囲気に、自然と背筋が伸びます。
学生が順番に自己紹介を始めると、人事部長が「声が小さいね。本気で受けに来ているの?」と強い口調で指摘しました。
その後も、学生の発言に対して細かく否定的なコメントが続き、室内は次第に重苦しい空気に。明らかに動揺している学生もいました。
やがて話題は出身地や家族のことに移りました。
「農家」であることへの偏見
親の職業を尋ねられ、歯科医師や会社員などと答える学生に対しても、面接官はどこか揶揄(やゆ)するような反応を見せていました。
そして私の番。
私は、両親が地方で農業を営んでいることを率直に伝えました。すると、「農家なんだ」「東京の企業でやっていけるかな?」といった、根拠のない先入観を含んだ発言が返ってきました。
直接的な差別的表現ではなかったものの、明らかに見下すようなニュアンスがあり、胸の奥が熱くなりました。
両親は、地域に根ざし、誇りを持って農業を続けています。それを軽んじるような空気に、私はどうしても黙っていられませんでした。








