
私は39歳。父が経営する会社で事務職として働いています。夫とは職場結婚。義父はすでに他界しており、義母がひとりで暮らしていたこともあって、結婚後は義母の希望もあり同居を始めました。
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度重なる義姉からの金銭依頼
最初の数年は大きな問題もなく、「それなりに良い関係を築けている」と思っていたのですが、同居10年目を迎えたころから、少しずつ雲行きが怪しくなっていきました。
ある日、「また義姉からだ……」と画面を見てため息をつきました。電話に出ると開口一番、「ちょっとお金貸してくれない? 社長令嬢なんだから余裕でしょ?」と軽い口調。義姉は離婚後、息子さんと2人で生活していましたが、その後、私たちや義母に金銭的な援助を求めることが増えていたのです。
私たちはその都度お断りしていましたが、状況は変わらず。最終的には、これ以上関わらないよう連絡を控える形を取りました。
ところが、問題はそれで終わりませんでした。
比較と対抗心に振り回されて
今度は義母の言動が目立つようになりました。義母は双子のお姉さんに対して強い対抗心を持っており、折に触れて比較する発言を繰り返していました。
「向こうの息子さんは普通の会社員。でも、うちの息子は親が社長のあなたと結婚してるんだから」
そんな言葉を笑いながら口にする姿に、私は複雑な気持ちになりました。私たちは特別なことをしているわけではなく、ただ普通に生活しているだけなのです。それでも、義母の比較は次第にエスカレートしていきました。
ある日、義母が突然私の部屋を訪ねてきました。
「お願い、バッグを買いたいの。お姉さんのところは新作を持っているのよ。私だけ持っていないなんて嫌なの」
生活費は毎月お渡ししていましたが、それとは別に「対抗心のための出費」を求められたのです。
夫は冷静に、「比べる必要はないだろう」と伝え、私たちも無理のない範囲で誕生日にバッグを贈りました。しかし義母は「今はもう別の新作がいい」と浮かない様子。
そのとき私は、物では埋まらない感情があるのだと気付きました。








