
人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんがステキなおばあちゃんを目指すマンガ「ときめけBBA塾(ばばあじゅく)」。今回は、四十肩と診断されたその後の、地味にツラすぎる日常について。和田さんを最も苦しめている日常の壁とは……?
四十肩の激痛に絶望。母が言った「謎の言葉」を痛感
右腕を前後に大きく動かすと肩が痛むようになり、その後、整形外科を受診し、医師から「四十肩(五十肩)ですね!」と明るく診断を受けてしまった私。発症から4カ月ほどたっても、さっぱり治りませんでした。
最初は「動かすときに気を付ければいいだけ」と思っていたのですが……。

ちょっとした条件反射で手を動かすたびに、肩に稲妻のような激痛が走る毎日。
他にも毎日地味につらいのが着替え。袖に手を通すときもしんどいのですが、一番つらいのはブラジャーのホックを留めるとき。
私は右手を後ろに回せないのでかなり難しいのです。激痛に耐えながら何とか留めたり、どうしてもできなくて娘に留めてもらったりしています。
思い返せば、うちの母も昔四十肩になったとき「腕がビィーンッ!となって痛いのよ!」と謎の言葉を連発していましたが、離れて暮らしていた私は「ビィーンッ!て……何……?」とまったく真剣に取り合わず、何もしてあげませんでした。
今やっと「これか! これがビィーンッ!だったのか!」と母の言葉を心から理解できるようになりました。
お母さん、あのとき何も手伝ってあげられなくてごめんね……。
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反射的な動きで走る激痛、そして着替えという当たり前の動作が「苦行」へと変わる現実。特に「ブラジャーのホック」という最後の壁に絶望し、娘さんに助けてもらう姿は、切なさとユーモアが入り混じった大人世代のリアルです。かつての母の訴えを「自分事」として理解し、過去の自分を省みる……。体の変化は、時に家族への感謝や絆を再確認させてくれるのかもしれません。
監修/鞆 浩康先生(医療法人友広会 整形外科ひろクリニック 院長)
整形外科医。オルソグループ会長。
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