
「年を取っても若々しくいたい」、「実年齢よりも若く見られたい」と思っている女性は多いのでは。そのためには、日ごろからどんなことに気を付ければいいのでしょうか。メディアでもおなじみの消化器内科医で美腸・美肌評論家の工藤あき先生に、「若見え」のためにしたほうがいいことと避けたほうがいいことについてお話を伺いました。
教えてくれたのは…
工藤あき先生
消化器内科医、美腸・美肌評論家。一般内科医として地域医療に貢献する一方、消化器内科医として、腸内細菌・腸内フローラに精通、腸活×菌活を活かしたダイエット・美肌・エイジングケア治療にも力を注いでいる。また、漢方医として「植物由来で内面から美しく」をモットーに、日本でのインナーボタニカル研究の第一人者としても注目されている。NHK『ひるまえほっと』、フジテレビ『ホンマでっか!?TV』、テレビ朝日『ワイドスクランブル』などテレビ、書籍、雑誌監修などメディア出演多数。その美肌から「むき卵肌ドクター」の愛称で親しまれている。2児の母。『老けない人が食べているもの』(アスコム)、『体が整う水曜日の漢方』(共著、大和書房)など著書多数。日本消化器内視鏡学会専門医・日本消化器学会専門医、日本内科学会認定医。
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朝食を抜くとさまざまなデメリットが

――糖化ストレスは体に悪影響を及ぼし、「老け見え」につながるということですが、糖化ストレス対策として、避けたほうがいいことを教えてください。
工藤先生 朝食を抜くことは疲れや老けにつながる行為です。朝食を抜いて昼食をとるとドカ食いをしてしまう傾向があり、血糖値が急上昇してしまいます。血糖値の乱高下が続くと糖尿病になってしまいます。
また、朝食には体内時計をリセットする働きがあります。地球上のほぼすべての生物が体内時計を持っていて、昼夜の変化に合わせて体内環境を変動させる生体リズムを生み出しています。体内時計が狂ってしまうと健康面や美容面に悪影響が及ぶこともありますから。ヨーグルトなどサッと食べられるものでもいいので、朝食をとって欲しいですね。
おなかが空いてから食事を食べるのが理想

――食事のとり方では、どんなことに気を付ければいいのでしょうか?
工藤先生 空腹を感じてから食事をとるのがいいですね。私は、体調が悪くて食欲がないときなど、空腹ではないときに無理してものを食べる必要はないと考えています。空腹時にのみ分泌されるホルモンも多数ありますし、空腹になるのは決して悪いことではないんです。空腹を感じたときに腹八分目で食事をとるのが理想的です。
――食事は粗食のように質素なものをとるほうが体にも美容にもいいのでしょうか?
工藤先生 粗食とは本来、未精製の穀類と味噌汁、野菜、豆類、魚介類、海藻類で構成された和食のことです。ただし、“粗食”は本来の食事とは違った意味で有名になってしまい、ご飯、味噌汁、漬物の組み合わせだと思っている方も多くいらっしゃいます。
ご飯、味噌汁、漬物の食事ではたんぱく質をとることができず、低栄養になってしまいます。必要な栄養をしっかりとれるよう、粗食は和定食のような食事を意識してみてください。








