2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。
エェコさんのお父さんは脳の病気で倒れ、リハビリ院に入院。記憶力低下が顕著で預金も資産もない状態だったので、生活保護を申請して支給金を受けることに。
介護施設に入所後、医師からもう回復は望めないと言われ、要介護度は4に。続けて「自然な最期を施設で迎える」形で良いかと確認され、エェコさんは電話口で震撼。しかし脳裏に浮かんだのは、「自然に死なせて」というお父さんの言葉でした。新型コロナ対策で面会謝絶が続く中、お父さんは食事もとれなくなり、「覚悟が必要」とのこと。特別に防護服での面会が設定されました。最後かもしれない面会前夜は眠れなかったエェコさん。3カ月ぶりのお父さんは痩せ細って起き上がれず、ゼリー水をやっと2口という容態にもかかわらず、「大丈夫か、ここの金は……」とボソリ。以前は「心配なら貯金しておいて」とイラつかされたあの言葉が、今は愛おしくて涙腺崩壊。「大丈夫、私がやっている」「お前に任せていたら安心だ……」これが最後の会話となりました。退室時、「また来る」としか言えなかったエェコさん。約束は守られないとわかっていたのです。
1週間が過ぎて
エェコさんは、施設の方の励ましを聞きながら、お母さんの最期を思い出しました。お母さんは親族一同にみとられて逝去したけれど、お父さんはたったひとり……。間もなく訪れるその瞬間を、何もできず連絡を待つのみという現実。エェコさんは「なんて残酷なの……」と唇をかみしめていました。











